【たべまなチャリティBBQ〜Boy MEATS Girl2019〜のご報告】
夏休みが終わりました。夏休みだから、安心して外出できる子がいます。
夏休みだから、安心して家に「ひきこもる」ことができる子がいます。
福島県南地域の夏休みは、今年から1週間短くなりました。
5月の10連休の影響、そして来年度から授業時間が増えることに対応するための判断だそうです。夏休みを短くした分、1日あたりの時間割にゆとりができ、総じて先生と生徒の負担が減るということです。
ですが、「夏休みだから」自分らしくすごせる子たち(学校に居づらさを抱えた子たち)にとって、夏休みが1週間短くなるのはとても苦しいことです。
「こどもたちの負担軽減」と言われながら、「学校に居づらさを感じる子たちの気持ちの負担軽減」は置き去りにされてしまっているように感じてしまいます。
そんな夏休み最後の日曜日、恒例のチャリティBBQが催されました。
私たちたべまなは、あまり「イベント」を行いません。特別なイベントよりも、ただ当たり前にそこにあり続けることを大切にしたいからです。特別はイベントを楽しめる子もいますが、逆にそれを苦手にしている子もいます。それに、大人が企画するイベントは大抵の場合こどもたちにとって「なんだかちょっと違う」ものなんです。だからこどもたちが自分から「やりたい」と企画したこと以外は、大人から「やろうよ」と持ちかけないようにしています。
でも、「ハレの日」も大切。
美味しいお肉をただ食べる、このBBQはたべまな最大の「ハレの日」です。
今年も築地場外市場有志のみなさま、日本語サンバを歌うバンダ・ボアトのみなさま、そして西荻窪のカフェレストラン コポ・ド・ヂアさまから素晴らしいお肉のご提供がありました。それを白河が誇るBBQマスターが絶妙に調理。
・綺麗なサシの入った仙台牛のステーキはどろけるおいしさ
・ブラジルの生ソーセージ、リングイッサはほんのりスパイシーでやめられないとまらない美味しさ
・脂まで甘いフレンチラムブロックは粒マスタードで
・貴重部位のピッカーニャは、大胆なシュハスコで
記憶に残るお肉の数々のご提供に、心から感謝いたします。
他にもたくさんの差し入れが所狭しと並びました。とろっと焼いたマシュマロとキャラメルソースで食べる焼きパイナップル、焼きチョコバナナはこどもたちの四次元別腹に全て収まりました。みなさま、本当にありがとうございます。
さて、その頃お茶の間では中学生たちの宿題の追い込みが。始業式を2日後に控えて「読書感想文これから書きます」なんて強者も。高校生や先輩たちのサポートを得てなんとか仕上げ、夜は全員花火を楽しむことができました。
たべまなの常連さん
久しぶりに会う方
初めての方
遠くからの方
通りすがりに立ち寄ってくださった方
53名もの参加があり、おとなのみなさんからは総額4万円のカンパ(ご寄付)を頂戴いたしまいた。ありがとうございます。これからの活動資源として大切に活かしてまいります。
今回残念ながら参加できなかったみなさん、来年は8月16日(日曜日)の予定です。今からカレンダーに花丸つけてお待ちくださいね。
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